伝統工芸品
歴史の古い伝統工芸品も有名ですね。
特に越前焼は日本六大古窯のひとつとして知られています。その歴史は今から800年ほど前の平安時代まで遡ることができるそうです。
越前焼は越前町で作られている陶磁器で釉薬を使わずに高温で焼き上げられるのが特徴です。歴史は平安時代に始まっていますが、越前焼という名前が使われるようになったのは第二次世界大戦後のことだそうです。
明治時代には衰退しつつあったのですが昭和に入って越前陶芸村が作られてこれにより窯元も増えて観光客を集めることになります。
おみやげとしてもとても喜ばれるものですし、窯元で陶芸体験してみるのも人気がありますね。
とても渋さがあって日本の食卓に馴染む味わい深さがあります。
グルメ
福井にはおいしいものもたくさんあります。
日本海沿いと言ったら海産物がとても美味しいです。新鮮な魚介類をぜひ味わいたいですね。
有名な特産物と言ったら越前ガニや甘エビ、若狭がれい、ほたるいか、かき、ふぐ、おぼろ昆布などです。どれもとても美味しいです。きときとは富山の言葉ですが、その響きがとても良く似合いますね。
山の幸にも恵まれています。
福井米にルビーという品種名がぴったりのトマト、福井梅、はならっきょ、里芋におろしそば、すいかの名産地でもあります。
若狭牛も有名です。トロけるような食感をたのしめます。
マッシュルームやしいたけ、まいたけなどのきのこ類もよくとれます。
おみやげにしたい特産品もたくさんありますね。お菓子で有名なのは羽二重餅でしょう。古くから絹織物の街として栄えた福井ですが、羽二重というのはその中でも最高級品。それをお菓子にしたのが羽二重餅です。ふんわりとした食感がとても上品で美味しいです。
ほかには酒まんじゅうやけんけら、羊羹、などお菓子がとても充実している街です。
日本酒も有名です。とても自然環境に恵まれているためにお酒造りには適しているのです。県内の人にはもちろんですし、地方の人に贈っても喜ばれる贈り物です。
温泉
福井にはいくつか温泉もあります。
旅行にやってきたら旅の疲れを癒すといいですね。もちろん、地元の人は日帰りで楽しむことができます。
三国町の三国温泉は国の天然記念物である東尋坊の近くです。福井駅からもすぐに訪ねることが出来ます。
他にも雄島という観光スポットが近くにあります。雄島も東尋坊に負けないスポットです。1200万年前に噴出したという輝石安山岩の岩石島です。土地の人からは神の島と呼ばれています。
とても神秘的な雰囲気のある島です。
三国温泉の泉質はクセがなく美しいお湯です。身体の芯まであたたまることができます。疲れを癒すのにはピッタリの温泉ですね。地域によって泉質は微妙に異なるので確認していくといいでしょう。
高級老舗旅館もあれば素朴な民宿もありますし、漁師さん直営の海の宿なども土地らしさを感じられていいですね。
あわら市の芦原温泉もゆうめいです。温泉街として発展している地域でたくさんの宿があります。湯巡り手形を購入すれば三回まで温泉をめぐることができます。いろいろな温泉を試してみたい人は手形を使うといいですね。有効期限も半年間有効です。
ミュージシャン
福井出身のミュージシャンは何人かいますが、その中でも有名な1人が川本真琴です。福井市出身のシンガーソングライターです。
96年に岡村靖幸のプロデュースで「愛の才能」でデビューしてその独特なキャラと容姿もあいまって大人気となりました。
ギターを弾いてるイメージの強い彼女ですが、元々はピアノしかひけなかったため、PV撮影に備えてギターを猛特訓したという努力家でもあります。
当時は不思議ちゃんという扱いをされていてアイドル的な人気もあったのですが、本人としてはそれに悩んでいたことがあるようです。
いろいろな事情のために音楽業界の表舞台からは暫くの間姿を消しました。つみきみほといっしょにミホミホマコトやタイガーフェイクファとしてほそぼそと活動を続けていたみたいですね。
2010年になってようやくソロ名義でのアルバムを発表しました。ファンとしてはもう帰ってこないのかもしれないという思いもあったのでこれは嬉しかったですね。「音楽の世界へようこそ」はちょっとおちついた川本真琴の大人の魅力を楽しむことが出来るすてきなアルバムでした。
この中の代表曲「アイラブユー」は白眉の名曲でもあります。PVも作られていて松江哲明によるこの映像は彼女の故郷である福井市で撮影されています。
福井市へ行ったら撮影場所を探してみるのもいいかもしれませんね。
ちなみにこのPVの中に彼女の母親で演歌歌手の川本ユキのポスターも登場しています。注目してみてみるといいでしょう。
最近交通事故でケガをしたために療養中だったのですが、そのあいだに書かれた絵本も出版されるそうで精力的な活動を期待できます。
岡村靖幸など昔からの付き合いのあるミュージシャンや昆虫キッズや豊田道倫、神聖かまってちゃんとの交流もあるようなので今後の活動が楽しみです。
舞城王太郎
福井出身でもっとも特異な才能を持った人物といったら舞城王太郎の名前をあげることができます。この人は覆面作家ですが福井県出身ということだけはわかっています。
舞城という名前が今庄町のアナグラムということで現在の南越前町の出身なのではないかと考えられています。
また、彼の作品にはしばしば西暁町という土地が登場するのですが、これは国道365号線が通っていることから南越前町のことであるというのが有力な説です。
デビュー時から覆面作家を貫いているために謎が多く、いろいろな憶測が飛び交っていたものです。それは三島由紀夫賞の授賞式に欠席したことからもわかる徹底ぶりです。
女性の一人称作品があることから、実は女性なんじゃないかと言われていたこともありました。
また、三島由紀夫賞の選考委員である宮本輝が批判していたことから、じつは宮本輝の別ペンネームなのではないかという憶測もされていました。
その言語感覚の特徴からミュージシャンの小沢健二なのではないかという説もありました。たしかに小沢健二がメディアから姿を消した時期と一致しています。この説を唱えていたのは歌人の枡野浩一氏でした。
また、詩人の最果タヒ氏は舞城王太郎=水嶋ヒロ説を唱えていました。水嶋ヒロが本名で小説を出していた時にこの説を唱えていました。しかし、実際会ったことのある漫画家の古屋兎丸にこの説はあっさり否定されていました。
デビューしてから既に早11年が経過していますが、その正体が明らかになることはまだなさそうです。
福井県が作品の舞台になることが多いです。特にデビュー作の煙か土か食い物の一連の作品は福井サーガとも呼ばれています。これは中上健次の紀州サーガや阿部和重の神町サーガになぞらえられた呼称でもあります。福井弁が特徴的に使われています。
前述の三島由紀夫賞の受賞の他に芥川賞の候補に何度か名前を連ねています。しかし、そのたびに選考委員である石原慎太郎に辛辣な評価をくだされています。
石原都知事が選考委員を辞退することになったのでもしかしたら今後受賞することもあるかもしれませんね。その際には授賞式に注目です。
映像作品への参加や小説をアートとして展示を試みたり、作品の映画化や舞台化、コラボレーション企画など多岐にわたる活動で今後も目が離せない作家です。
いわさきちひろ
福井出身の有名人と言ったらいわさきちひろが代表的です。とてもやわらかいタッチで子どもの絵をかいたり、童話を書いた作家です。
福井県の現在の越前市にうまれました。とても恵まれた家の三女として生まれ、絵をかいたりして成長して行きました。
絵の才能に母親が気づいたために絵の勉強をさせてもらうこともできました。
絵の勉強をしてそれを仕事にしていくことになります。
ポスターや雑誌に絵を描く今で言うイラストレーターのしごとをしていました。挿絵を描いたりして絵本の仕事も増えていきます。
55歳でなくなるまでに素晴らしい子供の絵をたくさん残しました。
武生市にはちひろの生まれた家記念館があります。いわさきちひろの生まれた家を当時の雰囲気を復元して展示しています。明治建造の町家の雰囲気が残っている建物ですのでちひろの絵に興味がない人でも建物は見学する価値があると思いますよ。
箱階段や井戸などレトロなものは当時の雰囲気がそのまま伝わってくるような気がします。
JRの武生駅からすぐ近くのところにあります。
永平寺
福井で一番有名なお寺と言ったら永平寺です。
これは曹洞宗の開祖、道元が開いた座禅の修行道場です。日本の曹洞宗の中心となっています。
最初は今よりももっと山深いところに寺を作ったのですが、そこよりも里に近いところに建立しました。これが永平寺のルーツとなっています。
しかし周りは山に囲まれていて自然の中の静けさの中で修行をすることができます。
今でも一般の人が写経をしたり座禅を体験したりすることができます。
とても古く重要な建造物が多く、国宝や重要文化財に指定されています。ここに行くまでにはえちぜん鉄道にのって永平寺口駅で下車してからバスで終点まで行きます。アクセスは大変ですが行って見る価値はありそうですね。
また、最近色々と問題になっている「ふげん」や「もんじゅ」の名付けに関わった寺院でもあります。
しかし原発の事故が起こってからは名づけに関わったことに関して「原発は仏の教えに背くとして」後悔の姿勢を表明しています。
そもそも
福井ってどこ?って言われてしまうかもしれませんね。
福井は日本海側に位置しています。北陸地方に分類されることがほとんどですね。しかしたまに中部や近畿に分類されることもあったりします。
俗に言う裏日本ですね。この裏日本という響きが福井をはじめとして石川とか他の北陸地方のイメージをマイナスにしている気がするんですが・・・。
日本海側って薄暗い、どよ~んとしたイメージを持っているのではないですか?決してそんなことはないですよ!
たしかに冬は雪が多いですが、夏の海はとてもキレイですし、サーファーや海水浴客で賑わっているんです。
あと、自殺の名所である東尋坊のイメージも強いかもしれませんね。。これもマイナスイメージに一役買っている、ある意味名所ではありますが・・・。
たしかに自殺者が発生していることは事実のようで、近くには自殺を思いとどまらせるための看板などがたっていますし、公衆電話にはテレフォンカードや10円玉がおかれていて相談することができるようになっています。効果があるのかはわかりませんが、地元では努力をしているようですね。
また、某テレビ番組で東尋坊から飛び降りのパフォーマンスをするおじさんを紹介したこともありました。このおじさんはドリャーおじさんといって飛び込んでも死なないことを実演していたそうです。通算2万回飛び降りていたそうです。しかし、今こんなことをテレビで放送したら不謹慎と言われてバッシングを受けそうですよね。
しかしこんなマイナスのイメージが強い東尋坊ですが、実はとても珍しい地形であることから天然記念物として指定されています。名勝にも指定されている場所です。この珍しい地形が自殺の名所としてのおどろおどろしさに拍車をかけているとも言えますが・・・。
また、恋愛の舞台となった伝説も残っています。
東尋坊という名前の乱暴なお坊さんがいたのですが、恋のライバルだった真柄覚念という僧侶に突き落とされたことからこのような名前がついています。
・・・うーん結局禍々しいエピソード。
しかし地元では自殺の名所というイメージを払拭するために恋愛の舞台となったということを押しているそうです。なんかどっちもどっちな気がしますが。
また、地元議員の中には自殺の名所ということで観光客を集めているのでそのイメージを払拭するのは観光客が減る原因になると言っている人もいるそうです。
・・・なんだかなーですね。